2019年05月31日

デマ発生の瞬間②

 朝の𝐍𝐇𝐊のニュースで殺人事件の犯人の卒業写真や卒業文集を公開するという恒例の行事をやっていた。今回の場合は既に犯人が死亡しているが、生きていた場合はどこまでが「報道」という著作権の除外規定に入るのか?は問題になると思う。ワイドショーは報道なのか?とか。確実に問題なのは、犯人の悪そうな印象や異常な性格を印象付けられる文章だけを明るくしてそれ已外を隠す事で情報操作をしていた点で、こういった恣意的な手法は情報処理では絶対にやってはいけないし、こういう情報処理をする人はデマを流す確率が高いのであまり情報提供になるような付き合いはしない方が良い。話せば話すほど火に油を注ぐだけ。殺人事件に巻き込まれる確率よりはむしろこの点の方がずっと身近だろう。

 個人情報という点ではあとになってふと思ったのだが、川崎市の会見は個人情報保護や守秘義務の観点から問題ではないのだろうか?今回、犯人の親族が引篭に関係して行政に相談に行っていた事が役所の側から記者会見という形で公表されていた。行政にはさまざまな相談コーナーが設置されているが、相談に来たか否かも含めて個人情報であり守秘義務は課されているはず。しかし実際には何回来たとかどういう話をしたといった具体的な内容まで当事者の諒解無く公表されるという事実を公式に認めたとも言える。うっかり相談には行かない方が良いだろう。個人的に知っている範囲でも相談で得た情報を手懸に本人に無断で情報収集をしていた事例はあるが、今回の場合情報漏洩を公式に行った事になる。考えてみれば虐待殺人の時の児童相談所の会見も同様ではある。警察に捜査上必要な情報を提供する話とは次元が違うだろう。

 今は役所内部でも派遣やバイトがたくさん入っており、外部委託という形で丸投げもされている。相談窓口や住民票;申請書類を扱う部署も含めて正規職員已外の短期雇用者が多いし、官製ワーキングプアという言葉も生まれているくらい労働条件は必ずしも恵まれていない。ㇷ゙𛃰ッㇰというほど酷くはないだけ。正規職員含めて士気やモラ𛃻の低下が起きても不思議ではないし、情報拡散の可能性は以前より増している点も気をつけておいた方が良い。大量の情報を扱っている時はどこの誰ともわからない一個人の情報なんて全く気にしていないし気にしている暇も無いのでほとんどの場合は無害だが、その気になればできない訳ではないし、著名人や地元の知人;友人などの場合はどこでどうなるかわからないし、最初から特定個人をピンポインㇳで狙った場合も防ぎようが無い点は頭の隅に置いておいた方が良い。実際、已前役所の職員が端末を興味本位でのぞいていた事がバレた事があった。明確な形で漏らさなくても声に出せば横の人が聞こえる、聞こえた情報を外部に話す分には足がつかない……という事もある。私の知っている範囲では個人情報の扱いは行政関係より銀行の方がはるかに厳しい。
posted by Marimó Castellanouveau-Tabasco at 07:56| 東京 ☀| 情報処理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする