2019年02月19日

表記:エステティックは𝐝𝐛𝐳

 独自の仮名表記、

ㇱ[si]、ㇲ[s]、ㇳ[t]、ㇷ゚[p]、
𛀾[θa]、𛁈[θi]、𛁏[θ | θu]、𛁕[θe]、𛁛[θo]、
𛃰[la]、𛃶[li]、𛃻[l | lu]、𛃿[le]、𛄂[lo]、
ヷ[va]、ヸ[vi]、ヴ[v | vu]、ヹ[ve]、ヺ[vo]


の体制になってから二月ほど経つが、個人的にはつづりの書き分けができて至って満足。日本語で書いていても音や表記に対する視点;感覚が明らかに変わる。同時に、まだ書き分けができていない濁音もどうにかしたいという思いが日に日に強くなってきた。

 結合記号の濁音を使えば小字に濁音を付す事は現状でも可能ではある。しかし、フォンㇳや表示するソㇷㇳが対応していなければうまく表示されない。「ㇷ゙」[b];「ㇳ゙」[d];「ㇲ゙」[z]と、𝟐字のまま(※ブラウザで表示すると変な位置で重なっている)。この状態で使って将来的に表示が改善されるのを待つというのも一つの案ではある。

 復もや変体仮名を流用するという事も考えてはみた。𛂣[b];𛁷[d];𛁊[z]なら画数が少なくおぼえやすそうでもある。ただ、変体仮名もそのままでは表示できず𝟏𝟔進数に書き直さないといけない場合がある。

 𝐔𝐓𝐅−𝟖でも問題無く表示できて、子音単独の音を表せて、書きやすい;見やすい;おぼえやすい文字……という事で注音字母を流用するのも悪くないかなと思っている。中国での拼音ピンインに相当する表音文字。日本でのカタカナのようなもので、漢字に使われる字形の一部を流用して記号化している。これを使うと「ㄅ」[p];「ㄉ」[t];「ㄗ」[d̥z̥]になる。拼音での𝐛; 𝐝; 𝐳に相当する。ただし、中国語での𝐛; 𝐝; 𝐳は日本語でのバ行;ダ行;ザ行とは違う。あくまで拼音での便宜上の表記を利用して注音字母に当てはめ日本語に応用するという特殊な処理。

 たまに勘違いしている人がいるのでついでに触れておくが、中国語の拼音表記は英語のラテン文字表記とも違う、あくまで中国語の音をラテン文字で表す為の道具でしかない点は注意がいる。𝐭𝐡 [θ]を日本語で「ス」と書いているのは音が無いので便宜的な措置でしかないが、それと同じ事で、単にラテン文字を使って𝐭𝐡 [θ]を「𝐬」と書いているようなものになる。だから方式が違えば当てる文字も違う。拼音の𝐛と𝐩の関係は英語の𝐛[b]と𝐩[p]の関係ではない。発音記号では[p]と[p‘]で書き表される事もある。大学の中国語の授業で「そんな読み方をするなんてありえない」と先生に抗議している米国人がいたが、文字体系が同じなだけで最初から定義が違うという事を理解していないようだった。英語でも𝐚と書いているのに[ɔ]と読んだりしているわけで、古代ローマ人からすれば「そんな読み方をするなんてありえない」と思うかも知れない。これは音の数が少ないラテン文字を使っている言語全般で多かれ少なかれ起こる事だが、英語しか知らないと気付き難い話で、また、文法的な授業であれ会話的な授業であれ、最初に説明しない事が少なくない点も問題かと思う。母国語話者の場合、それが「当たり前」で育っているので考えた事も無いという場合もあろう。

 それはともかく、いくつかの案で実際に書き表してみるとどうなるか試してみた。


𝐖𝐢𝐥𝐥𝐢𝐚𝐦𝐬 [wíljəmz]
 ウイリアムズ
 ウィリアムズ
 ヰ𛃶アㇺズ
 ヰ𛃶アㇺㇲ゙
 ヰ𛃶アㇺ𛁊
 ヰ𛃶アㇺㄗ

𝐚𝐝𝐯𝐢𝐬𝐚𝐛𝐥𝐞 [ədváizəbl]
 アドバイザブル
 アドゥヷイザブ𛃻
 アㇳ゙ヷイザㇷ゙𛃻
 ア𛁷ヷイザ𛂣𛃻
 アㄉヷイザㄅ𛃻


 見た目の違和感は慣れ次第だが、子音単独では強声にならない事が小字だと一目瞭然なので、やはり小字+結合記号は魅力的なものの、表示の具合はくない。注音字母は簡素で片仮名に馴染なじんでいるが、馴染なじみ過ぎてアㇰセンㇳの区別には役に立たない。変体仮名は他に比べると画数が少し多い。一長一短。しばらく悩んでみようと思う。

 決める前にもう次の話になりそうだが、実際に書き表していると、あいまい母音になっている[ə]も強声じゃない事の方が多いので小字のァを使った方が良いかも知れないと感じた。「ヰ𛃶ァㇺㇲ゙」とか「ァㇳ゙ヷイザㇷ゙𛃻」のように。というか、発音記号通りにすると「ヰ𛃶ャㇺㇲ゙゙」だな。

ラベル:国語 PC関連
posted by Marimó Castellanouveau-Tabasco at 06:41| 東京 ☀| 外国語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする