2018年07月30日

パワーワード

 ツイッターでたまにながれてくる記事きじに「ガンダムパワーワード」というものがある。

ガンダムパワーワード


 要はガンダム名言めいげん集のようなものなのだろうと以前いぜん一覧いちらんしてみたことがあるが、ほとんどの台詞せりふ場面ばめん記憶きおくにあるものの、「これのどこが名言めいげん?」とかんじるものだったり、ネットうえでしばしば使つかわれるガンダム作品さくひん由来ゆらい言葉ことばはそれほどおおくないといった不思議ふしぎもある。そもそも「パワーワード」という言葉ことば自体じたい初耳はつみみ力強ちからづよ言葉ことばという意味いみ合いで使つかっているのだろうか?とかんがえていた。

 その、この「パワーワード」というのはこの企画きかく独自どくじのものではなく、一部いちぶ使つかわれているらしいことを知る。先日せんじつふたたび「ガンダムパワーワード」の新着しんちゃくたので、どういう意味いみ使つかわれているのかウェブ辞書じしょを引いてみた。

パワーワード


何かしらつよ印象いんしょうを与える言葉ことば強烈きょうれつ表現ひょうげん、インパクトのある表現ひょうげんを指すい方。肯定こうていてき意味いみもちいられることもあれば否定ひていてき意味いみもちいられることもある。人口じんこう膾炙かいしゃしている(流行りゅうこう語である)かいなかにかかわらず、多分たぶん主観しゅかんてき感想かんそうに基づく評価ひょうかとしてもちいられる。


 ようするに「個人こじんてき印象いんしょうのこった言葉ことば」ということらしい。𝟐𝟎𝟏𝟕にせんじゅうしち年﹦平成へいせい𝟐𝟗にじゅうきゅう年の新語しんごとして紹介しょうかいされていた。どこでどう流行はやったのかは知らないが、ウィキペディアにはまだ項目こうもくが立っていない。英語えいご𝐩𝐨𝐰𝐞𝐫パワー𝐰𝐨𝐫𝐝𝐬ワーズとも紹介しょうかいされていたが、英語えいご版の𝐖𝐢𝐤𝐢𝐩𝐞𝐝𝐢𝐚ウィキペディアにも項目こうもくかった。𝐏𝐨𝐰𝐞𝐫パワー𝐖𝐨𝐫𝐝ワードという中国語ちゅうごくご電子でんし機器ききむか単語たんご集のようなものは紹介しょうかいされていたが。

 あくまで「個人こじんてきに」ということなら「ガンダムパワーワード」は一体いったいだれ主観しゅかんなんだ?とはなる。各記事きじには解説かいせつが付いているのでそれをむと、編集へんしゅう部がいていることわかるので、編集へんしゅう部の主観しゅかんということなのだろう。「それって日記にっき表題ひょうだい集じゃないのか?」ともおもえてしまう。

 万人ばんにん常識じょうしきとして通用つうようする、知らないと教養きょうよう不足ぶそくあつかいにすらなりうるものならすでにいろいろある。

格言かくげん


みじか言葉ことばで,人生じんせい真理しんり処世術しょせいじゅつなどを述べ,教えやいましめとした言葉ことば。「石のうえにも三年」「沈黙ちんもくきん」など。金言きんげん

 英語えいごだと𝐩𝐫𝐨𝐯𝐞𝐫𝐛プロヴァーブとある。

故事こじ成語せいご


故事こじに基づいてできた言葉ことば中国ちゅうごく故事こじ由来ゆらいするものがおおい。「矛盾むじゅん」「画竜点睛がりょうてんせい」「とらきつね」のたぐい成句せいく

 英語えいごだと𝐡𝐢𝐬𝐭𝐨𝐫𝐢𝐜𝐚𝐥ヒストリカル𝐚𝐥𝐥𝐮𝐬𝐢𝐨𝐧アリュージャンとある。

座右ざゆうの銘


常に自分じぶんこころにとめておいて,いましめやはげましとする格言かくげん座右ざゆうめい

 類似るいじ語は人生訓じんせいくん;モットー;スローガン。英語えいごだと𝐟𝐚𝐯𝐨𝐫𝐢𝐭𝐞フェイヴァリット𝐦𝐨𝐭𝐭𝐨モットーとある。

 余談よだんだがわたしが「スローガン」という言葉ことばを知ったのは小学校しょうがっこう高学年こうがくねんのころ、じゅく建物たてもの入口いりぐちに「今週こんしゅうのスローガン」とかれた紙がってあったこと発端ほったんだが、当時とうじ「スローガンってどういう意味いみなんだろう?」ということが気になっていた。スローガンの意味いみを知らないひとにスローガンと銘打めいうって紹介しょうかいしてもあまり伝わらない(笑)



むかしから人々ひとびとあいだいならわされた、風刺ふうし教訓きょうくん知識ちしき興趣きょうしゅなどをもった簡潔かんけつ言葉ことば。「ごまめの歯ぎしり」「しゅに交われば赤くなる」「くいは打たれる」「東男あずまおとこ京女きょうおんな」などのたぐい

 英語えいごだと𝐬𝐞𝐭セット𝐩𝐡𝐫𝐚𝐬𝐞フレイズとか𝐩𝐫𝐨𝐯𝐞𝐫𝐛プロヴァーブとか𝐦𝐚𝐱𝐢𝐦マキシムとか𝐚𝐜𝐨𝐦𝐦𝐨𝐧コモン𝐬𝐚𝐲𝐢𝐧𝐠セイングらしい。

慣用句かんようく


① 二語以上いじょう結合けつごうし、その全体ぜんたいひとつの意味いみを表すようになって固定こていしたもの。「道草みちくさを食う」「耳にたこができる」のたぐい慣用語かんようご。イディオム。
② 二語以上いじょうが、きまった結びつきしかしない表現ひょうげん。「間髪かんはつを入れず」「えつる」のたぐい慣用語かんようご。イディオム。

 英語えいごはそこにあるように𝐢𝐝𝐢𝐨𝐦イディオム。𝐦を𝐭に入れ替えるだけでまった意味いみわってしまう。

名言めいげん


ことの道理どうりをうまく表現ひょうげんした言葉ことば名句めいく。 「 -を吐く」

 英語えいごだと𝐰𝐢𝐬𝐞ワイズ𝐬𝐚𝐲𝐢𝐧𝐠セイングとか𝐟𝐚𝐦𝐨𝐮𝐬フェイマス𝐬𝐚𝐲𝐢𝐧𝐠セイングとあった。

 やはり個人こじんてきなものというのがパワーワードの特徴とくちょうなのだなと改めてかんじる。記事きじ解説かいせつでは「ここがポジティブ!」とあるので、引き合いにした台詞せりふからなにかしら前向まえむきな意味いみ解釈かいしゃくしようという意図いとかんじられるが、前後ぜんごながれを知っているか解説かいせつされないと言葉ことば単独たんどくではなにかんじないし、解釈かいしゃく強引ごういんおもえなくはない。最初さいしょった定義ていぎでは否定ひていてき意味いみでも使つかわれるらしいので、積極せっきょくてき結論けつろん前提ぜんてい情報じょうほうり付ける報導ほうどうになりかねない危険きけん性もはらむ気はする。常に他人たにんから名言めいげんやら感動かんどうやら勇気ゆうきやらをもらいつづけていないといけない名言めいげん乞食こじきとか感動かんどう乞食こじきやら勇気ゆうき乞食こじきみたいな風潮ふうちょうがあるらしいのは近年きんねんテレヴィで情緒じょうちょてき演出えんしゅつ言葉ことばおおいことでもかんじる。そのひとつのながれなのかも知れない。本をまないひとが増えていることとも関係かんけいあるのだろうか?

 パワーワードの実用例じつようれい個人こじんてきに乏しいのでその話はいずれまたある程度ていど体験たいけんが貯まってからにするが、ガンダムに限れば割と作品さくひんは観ている割に特段とくだん名言めいげん」として感動かんどうしたり印象いんしょうのこしている台詞せりふい。他人たにん使つかっている部分ぶぶんがどの場面ばめんわかことおおいが、初めて観たときにそこだけ記憶きおくするほどのものはなかったというのが普通ふつう物心ものごころつくかつかないかといったころからガンダムを観はじめていたのでそんなになが台詞せりふ暗記あんきしたり意味深いみしん言葉ことば注目ちゅうもくしたりといった年齢ねんれいじゃなかったからかも知れない。ゲームやネットと関係かんけいつよ世代せだいでもないので、ゲームでの台詞せりふ連呼れんこを耳にする機会きかいがほとんどかった、ネットでガンダム関係かんけいを探ったり交流こうりゅうをしたりする機会きかいかったこと関係かんけいしている。それでも、また機会きかいがあれば話題わだいにするが、ギレンの演説えんぜつに対するかんじ方は小学生しょうがくせい時点じてんでもすで一部いちぶガンダムファンの感動かんどう仕方しかたとはちが大人おとなになってから違和いわ感を覚えたし、一昨年いっさくねんだったか放送ほうそうされていた『機動きどう戦士せんしガンダム 鉄血のオルフェンズ』は本放送ほんほうそうを観ていたものの公式こうしきラジオ番組ばんぐみをあとから聴いて「その台詞せりふ感動かんどうするのか~」と感心したりもしたので、物語ものがたり見方みかたかんじ方が根本こんぽんてきちがう面もあるのかも知れない。

 わたしがガンダム関係かんけい印象いんしょうのこった数すくない言葉ことばほかで見かけないものもあったりするが……とりあえず今日きょうはここで止めるか。
posted by Marimó Castellanouveau-Tabasco at 23:58| 情報処理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする