2018年07月27日

そーし様はバケモノの親玉でした。

 お昼時ひるどき熱中ねっちゅうしょうの話が特集とくしゅうされていて、その中で熱中ねっちゅうしょうにならない対策たいさくとして疲れをめない、その一環いっかんとして最近さいきん企業きぎょうでも昼寝ひるねスペースを設けるところが出ている……という話を耳にしたが、実態じったいはどの程度ていどなんだろう?わたしかんじているのはむしろ今年ことしに入ってからおひるやすみを減らしている企業きぎょう出始ではじめている点だった。

 恐らく、はたらき方改革かいかく一環いっかんとして出たトリックだとおもうが、帰宅きたく時間じかんを早めるために、おひるやすみの時間じかんを削って仕事しごとが減ったように見せかけているとみられる。企業きぎょうのおひるやすみは形式けいしき上𝟏時間じかん確保かくほされているところおおいが、𝟒𝟓分になってその分退社時間じかん𝟏𝟓分じゅうごふん早くなっている企業きぎょう今年ことしになって増えた。これは官民問わず見られる現象げんしょう元々もともと実質じっしつひるやすみがまともに𝟏時間じかんれず𝟒𝟓分だった組織そしきならそれで負担ふたんは減る事になろうが、𝟏時間じかん丸々まるまる確保かくほされていた組織そしきなら、残業ざんぎょうがこれまでどおりだった場合ばあい、退社時間じかんの繰りげは形式けいしきてきなものでしかなく、実質じっしつ負担ふたんが増えている事だろう。

 また、𝟏時間じかんは長過ぎてひまて余している人ならその分早くはじめて早くかえれる可能性かのうせいるが、外に食べにったり用事ようじを済ませている人にとっては余裕よゆうくなる。おおきなビルならるのに𝟓分ごふん、近くに食べに行くのに𝟑分歩いて𝟓分ごふん列んで𝟏𝟓分じゅうごふんで食べたらもう𝟐𝟖分にじゅうはっぷん消費しょうひしている。戻るのに𝟖分かかって𝟑𝟔分さんじゅうろっぷん。トイレにでもってちょっとゆっくりしてほぼお仕舞。もしエレヴェイターや行列ぎょうれつが混んでいたりトイレに時間じかんがかかったりするとギリギリかオーヴァーする。銀行ぎんこう郵便局ゆうびんきょくへ寄りたいといった事は不可能ふかのうになる。その分午後ごごのどこかで時間じかん融通󠄃ゆうづうできるとか有給ゆうきゅう遅刻ちこく早退そうたい柔軟じゅうなんに許される環境かんきょうならいいが、そうでなければ何もできないだろう。𝟏時間じかん有っても僻地へきち職場しょくばだとどこにも行けなかったという経験けいけんはある。このながれ、ひろまるのだろうか?それとも一部いちぶにとどまるのだろうか?

 ちなみに去年きょねん過労かろう残業代ざんぎょうだい問題もんだい影響えいきょうしたのか、残業代ざんぎょうだいを加えてその代わり基本給きほんきゅうを減らすという企業きぎょうが見られた。つまりそれまでは支払しはらっていなかったという事だろう。

 来年らいねん以降いこう高度こうどプロフェッショナル労働ろうどう制の影響えいきょうが出てくるのだろうか?裁量さいりょう労働ろうどう制は本当ほんとう意味いみ自由じゆう時間じかんみ立てができるのであれば、人によってはありがたいだろうが、労働者ろうどうしゃ側ではなく使用者しようしゃ側が望んでいるという事は、残業代ざんぎょうだいはらわない根拠こんきょとしての目論見もくろみおおきいとは予想よそうされる。はたらき方改革かいかくじゃなくてはたらかせ方改革かいかくかも知れない。
posted by Marimó Castellanouveau-Tabasco at 23:58| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする