2018年05月04日

表記サンガリア

 𝟓月ごがつ𝟐日ふつかに「ガンダム チルドダイバーズ ドライ」で短母音たんぼいんのハムザのはなしいたが、そのときに上短母音たんぼいん記号きごう附ラテン文字もじエイ「ă」という文字もじ使つかった。しかし記号きごうに関して言及しなかったので補足として触れておく。

 日本語は標準語だと基本的に短母音たんぼいんで、長母音ちょうぼいんの場合は仮名かな文字もじだと「長音ちょうおん記号きごう」を付けるし、ラテン文字もじ表記でもヘボン式では長音ちょうおん記号きごうˉマクロン」を付けるので、あえて短母音たんぼいんである事を示す必要ひつようい。しかし、𝟏つの文字もじ短母音たんぼいん長母音ちょうぼいんも表してわかりにくい場合、短母音たんぼいんであるとはっきりさせる為に「˘」を使つかう。名前は短母音たんぼいん記号きごう、英語では𝐁𝐫𝐞𝐯𝐞ブリーヴと呼ぶ。より正確にえば、上に付けるので𝐁𝐫𝐞𝐯𝐞 𝐚𝐛𝐨𝐯𝐞ブリーヴ・アバヴしたに付ける記号きごうもあるが、それは𝐛𝐞𝐥𝐨𝐰ビロウになる。「上」やしたという言葉は幼児がおぼえる様な基本的表現だが、私のころは中𝟏の英語だとすぐに出て来ない不思議ふしぎがあった。𝐚𝐯𝐨𝐜𝐚𝐝𝐨アヴォカドとか𝐲𝐚𝐜𝐡𝐭ヨットなんて非英語的なつづりはしょぱなから出て来て試験させられたのに(笑) 小学校英語では𝐮𝐩アップ, 𝐝𝐨𝐰𝐧ダウン, 𝐚𝐛𝐨𝐯𝐞アバヴ, 𝐛𝐞𝐥𝐨𝐰ビロウくらいはさっさと教えてしまった方がいだろう。

 注意ちゅういがいるのは、𝐔のがりかたを浅くした円弧形だということ。𝐕字形にしてしまうと、キャロンになってしまう。已前いぜんカーリング 菓子 決勝 チーズあじ𝐯․うすあじ」でも話題わだいにした、チェコ語でハーチェクと呼ぶ記号きごう。中国語では第𝟑声を表す記号きごうに流用される。日本で使つかう可能性があるとしたら中国語第𝟑声用キャロンの方かもれない。ブリーブはエスペラント語でた事はあるが、一部の愛好家を除けばエスペラント語は日本で触れる機会も少ないだろう。あとはベトナム語のĂ, ă[aɯ | アゥ]。ベトナム人も最近日本に入って来ているのでエスペラント語よりはこちらの方をっておいた方が役に立つかもれない。

 ついでなのでここでもたまに使つかっている他の記号きごうについても補足しておく。

Ə ə


 これは英語の発音はつおん記号きごうでもおなじみなので英和辞典でもよく出て来る。私は英語の授業で名前を教えてもらった事は無く、先生は「𝐞のさかさま」と呼んでいた。一般名はそれでも間違まちがいではない。英語名は文字もじ通り、𝐓𝐮𝐫𝐧𝐞𝐝 𝐄ターンド・イーと呼ぶ。英語の発音はつおん記号きごう名は𝐬𝐜𝐡𝐰𝐚シュワー。音としてはアクセントが置かれないあいまいな[a]の音に使つかわれるのが普通で、単語のつづりとしては𝐞である事がおおい。

 東京都小笠原おがさわら諸島部小笠原おがさわら村に硫黄島と呼ばれる島がある。今はイオウトウと発音はつおんされるが、以前はイオウジマと発音はつおんされていた。しかし、元々島民はイオウトウと発音はつおんしていたということで𝟏𝟎ねん程前だったとおもうが、呼称が変更されている。

 イオウジマは米軍が呼んでいた名前で、戦後に占領したさい、名前がわっていたらしい。興味深いのは米軍の報告書に書かれていたつづりで、島の部分は−𝐣𝐢𝐦𝐚ではなく−𝐣𝐢𝐦𝐞となっている事例をた事がある。アクセントが𝐨に在って最後の𝐞には置かれないからだろう。つまり、我々が普段発音はつおんしている○○ジマも、発音はつおん記号きごうで書けば[ə]になっている事があるということ。英語の発音はつおんを覚えるさい、ネイティヴの正しい発音はつおんを聴いて~とか、自分で声にして~といった話も出て来て、らない言葉と聞き慣れない音と小むずかしい発音はつおんの解説に最初は四苦八苦する訳だが、実はわざわざむずかしくしているだけで、日本語の中にも英語と同じ発音はつおんがけっこう混じっている、単に違いを意識していないだけ……ということは少なくないのではないかとおもう。ローマ字表記は規則的でおぼえやすいが、実際の発音はつおんを正確に区別できているかというと、そういう訳でもいだろう。

 似た様な例は英語でなくてもあって、已前いぜん北京官話の四声を関西弁に例える方法を紹介していた人もいた。それは関西弁の発音はつおんっている人には凄く解りやすいものだった。恐らく標準語には発音はつおんでも、方言には在って、それをっている人にとってはそちらで例えてもらった方が理解しやすい;発音はつおん真似まねやすいということが他にもあるんじゃないかとおもう。そういう事例をたくさん集積し、共有していった方が、日常生活で縁のい外国の発音はつおんに耳を傾けるよりはるかに楽に認識できるようになるだろうし、日本に発音はつおんやアクセントを学ぶとき敷居しきいも低くする事ができるようになる。効率こうりつというのはそういう事。

 尚、現在東京の硫黄島はイオウトウだが、イオウジマもまだ存在している。鹿児島かごしま種子島たねがしま屋久島部種子島たねがしま鹿児島かごしま三島村みしまむらの硫黄島はイオウジマ。区別がしやすいよう、薩摩硫黄島と表記される事もある。ここで使つかう事があるかは分からないが、個人的にはトウ⇒嶌、シマ⇒島で書き分けているので、硫黄嶌だったら小笠原おがさわらのイオウトウ、硫黄島だったら薩󠄄摩さつまのイオウジマの事だと考えてしい。但、苗字みょうじでは㠀;嶋;嶌;島の𝟒種全て存在するらしいので、この書き分けはやめた方がいなともかんじている。いアイデアが浮かんだら変更するかもれない。できればトウ;シマ;ジマの𝟑種類を簡単に書き分けられるようにしたい。

 それからシュワーだが、英語の発音はつおん記号きごうでは文字もじの[ə]しか使つかわない。しかし現実にはおお文字もじの「Ə」も存在している。欧米の言語ではける事が無かったが、アゼルバイジャン語でけた。アゼルバイジャンはAzərbaycanと表記するらしい。つまり基本字の一つということで、当然おお文字もじも存在するのだろう。

 この「おお文字もじ」、英語では通常𝐮𝐩𝐩𝐞𝐫 𝐜𝐚𝐬𝐞アッパー・ケイスと表記され、文字もじ𝐥𝐨𝐰𝐞𝐫 𝐜𝐚𝐬𝐞ロワー・ケイス対応たいおうするが、ユニコードの登録とうろく名では𝐋𝐚𝐭𝐢𝐧 𝐂𝐚𝐩𝐢𝐭𝐚𝐥 𝐋𝐞𝐭𝐭𝐞𝐫ラテン・キャピタル・レター𝐋𝐚𝐭𝐢𝐧 𝐒𝐦𝐚𝐥𝐥 𝐋𝐞𝐭𝐭𝐞𝐫ラテン・スモール・レターとなっていて、反対はんたいではない。これは、𝐋𝐚𝐭𝐢𝐧 𝐒𝐦𝐚𝐥𝐥 𝐂𝐚𝐩𝐢𝐭𝐚𝐥 𝐋𝐞𝐭𝐭𝐞𝐫ラテン・スモール・キャピタル・レターという、形状はおお文字もじだが小さく書く場合を考慮こうりょしての事だとおもう。日本語の「おお文字もじ」;「文字もじ」という表現ではこれが区別できず、あえてえば「しょうおお文字もじ」となってしまう。ややこしいので、個人的にはおお文字もじしゅ文字もじとしている。すると、しょうしゅ文字もじとできるので。もしけたらそういうものだと理解してしい。

ᴀᴃᴄᴆᴇɢʜɪᵻᴊᴋʟᴌᴍɴᴏᴐᴘʀᴛᴜᵾᴠᴡʏᴢ


しょうしゅ文字もじ発音はつおん記号きごうなどで使つかう事がある。

 他の文字もじも触れようと思ったが書きはじめると意外と長くなったのでここでおしまい。けっこう途中で終わらせてる事がおおいので勢いつけてまとめて書きしてしまおうか……。とりあえずいて漢字の修正やフリガナの添付てんぷは追って行う事にする。
posted by Marimó Castellanouveau-Tabasco at 01:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする