2017年10月25日

台風と有感地震

 颱風の来ていた一昨日、𝟐𝟎𝟏𝟕年﹦平成𝟐𝟗年𝟏𝟎月𝟐𝟑日は震度Ⅰ以上の有感地震が一度も起こらなかった。

 「豊肥地震1周年」でも触れたが、東日本大震災以降、有感地震が起こらない日は少なく、特に今年は大地震がほとんどない割に中地震以下が散発しており、有感地震の起こらない日が中々無かった。最初は𝟎𝟏月𝟐𝟓日、次󠄄は𝟎𝟐月𝟎𝟒日と短い間隔だったので今年は多くなりそうと思ったものの、その後は中々達成されず、中には𝟐𝟑時台まで全く無かったのに残り𝟏時間を切って地震が起こった日もあった。今回も日付変わって𝟐𝟒日の𝟎𝟎時𝟏𝟕分頃にはもう起こっていたので、ギリギリといったところ。

 有感地震の起こらない日がどうして出来るのか?という理由は考えても時間の無駄だろう。偶然としか言えない。地震がいつどのタイミングで起こるのかを予測するのは数学的に不可能、つまりある地震がどうしてこの瞬間に起こったのかを説明するのは不可能ということでもある。ただ、大まかに周期や震源域を予測することが可能なように、有感地震が少なくなる傾向をつかむことは、ひょっとしたら可能かも知れない。

 「豊肥地震1周年」で触れたように、歴史地震をならべてみると、南海トラフ地震は12月に多いということがわかる。しかし12月以外にも起こっており、結局のところいつでも起こり得るという話にはなってしまう。これは関東での大きな地震が秋に多い点でも同様。「相関関係が有ることと、因果関係が有ることは別」という情報処理の基本とも絡んでくるが、相関があるとまで言い切れるかさえあやしい。一応參考までに知っておいてもいいだろう。

 同じくらい曖昧な話だが、この数年で何と無く思ったのは、颱風が日本に来ると地震が少なくなるということ。漠然と日々の地震データを見ている中で感じたことで、まだ具体的にデータを集計し比較検証はしていない。俯瞰してみたらそうでもなかったという結果になるかも知れないが、機会があればやってみようと思う。誰か代わりにやってくれたらそれに越した事は無い(笑)

 書いたついでなので似たような日々の印象を他にも挙げておこう。大地震や巨大地震が起こると他の地域の小さな地震がパタリとやむという傾向も感じている。そしてしばらくすると徐々に起こり始める。まるで騒がしいクラスで誰かが教室のドアをバタンと鳴らすだけで先生も来ていないのに一瞬クラスが静まり返り、数秒してまたガヤガヤと喋りだすような風景を連想させる。逆に、比較的大きな地震の余震も収まってくると、徐々に地域が分散するのだが、特に規模が小さい地震がポツポツと起こっている平穏な時期は、地域的な広がりが大きくなる傾向が感じられる。1日の間で東へ西へとあちこち飛ぶような感じ。ここ最近、9月や10月もその傾向が出ていると私は感じている。こういう時はそのあとボンと大きい地震が出たりすることもあるが、特にその事例が多いというわけでもない。

 なお、震度𝟎の無感地震に関しては年中無休が当たり前らしい。その中で何か傾向があるのかはデータをみたことが無いので全然わからない。

 これらの漠然とした傾向も、私の印象が正しいのか否か、また日々の地震の中で検証していきたい。もちろんこれも代わりに誰かがデータを検証してくれればそれに越した事は無い(笑)
ラベル:台風 地震
posted by Marimó Castellanouveau-Tabasco at 02:29| 地学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする