2017年08月30日

Windows XP SP3以降の修正ファイル

 Windows 7向けのIME 14用システム辞書ファイルを作成するために、この数日Windows 7を改めてインスートルしていたが、結局のところ上手くいかなかった。何故かXPから7への更新が上手く行かずで。やむを得ず認証の取れないアップデート版単独の一時的インストール状態を使ったが、これはオフィス2010もインストールしていない状態。この時標準搭載されているMS-IMEはIME 2010ではなく、バージョンでいえばIME 10らしい。なのでIME 14用というのは正確にはIME 10用になるようだ。のちほど訂正しておく。オフィス2010も持ってはいるし、IME 2010単独でもインストールは可能なので、真正IME 14でも利用可能かを改めて確認しておく。

 Windows XPに関してはIME 8~10がオフィスXPやMS-IME 2002、2003といったものに相当するようで、この辺も手元で確認は出来るので、そのうち試してみる予定。

 ネットで軽く検索したところ、近年でもXPを使っている人から、再インストールの際にどう更新ファイルを当てるか?といった話がいくらか上がっていた。また、今年の5月か6月くらいに話題になったWannaCryだったか、ヨーロッパを中心に被害をもたらしたマルウェアの対策として、サポートが終わったはずのXP向けにもファイルが公開されたことも話題になっていた。それらに目を通して感じたことだが、意外と知られていないようなので、専門家ではないが簡単に触れておく。

 Windows XPのサポートは多分現在でも行われていると思う・・・と思ったが、さすがに2016年1月で最後だったよう。企業向けの有料延長サポートというのがあり、更新ファイルも割りと最近まで公開されていた。私は容量の関係で置き場所が無くなった際にXPを外へ出してしまって以降、更新はしていないのだが、1~2年前迄一応更新は続けていた。月例更新ファイルの詰め合わせのような物がマイクロソフトから毎月出ており、その中にEmbededと表記されたフォルダーが入っている。それがXPに適用できる。確か適用可能にするためのプログラムがネット上に落ちていたかと思う。月例更新ファイルの詰め合わせセットは以下で手に入る。

セキュリティ リリース ISO イメージ


 Embededだけを抜きたい場合は必要なファイルを片っ端から落としてisoファイルを解凍し、フォルダ検索でEmbededの中身だけを表示させてからどこか別のフォルダへまとめて移動し、フルパスを抽出して自動的に適用してくれるバッチファイルを作成すれば簡易サービスパックのようなものは作れる。以前はそれを簡単に作れるフリーウェアも出ていたが、配布の方式が変わってからはうまく機能しなくなってしまった。

 特定の月の物が慾しい場合はマイクロソフトのサイトの検索窓に「セキュリティ リリース ISO イメージ」と「年」「月」を入れたら出て来る。

 ただし、月例更新の公開は2016年8月で終わってしまったらしい。なので2014年6月~2016年8月の対応となる。

 それ以前は、オフライン用インストールディスクを作成できるWSUSを利用した方が速い。Windows Server Update Serviceだったかな?直訳すると窓樽更新役務。長いがWSUSだと意味のイメージが湧かないので個人的には窓鯖更役[まどさばこうえき]と略して呼んでいる。鯖はserverの音訳表記としてネット上ではしばしば使われているもの。

 窓鯖更役で使用するソフトは更新が頻繫で、サポートが切れたウィンドウズやオフィスはどんどん表示から消されてしまうが、古いファイルも掲載は続けてくれているので、それを利用すればXPの更新ファイルも自動で取り寄せることができる。XPの最終は2014年5月5日。

05.05.2014 Version 9.2.1


 ちなみにWindows XPを新規インストール→SP2→SP3とインストールした直後に窓鯖更役を適用したところ、120件ほどの追加がなされた。

 ただ、他のウィンドウズも含めて、窓鯖更役で落とした更新ファイルだけでは完全な状態にならないことが多い。以前はXPSP3Updates(JP)2010-08-01という、2010年8月1日現在最新の更新ファイルを集めたサービスパック的なファイルを作成して公開していた人がいたのだが、これを適用すると、窓鯖更役直後でも更に70件ほどの追加が行われた。個人的には2013年10月までの更新ファイルをまとめた私的SP4を以前作成してあったのだが、HDDのトラブルで消えてしまった。どこかにバックアップが残っていればいいが、簡単に確認した範囲では見当たらなかった。
 なお、XPSP3Updates(JP)2010-08-01はそのままグーグルで検索をかけても全く候補が出て来ない。英語版に関しては有志によるSP4作成プロジェクトが海外で起ち上がっており、公式サポート終了後も継続的に更新が続けられてきたらしい。Windows 7も根強い人気なので、4年後には同じような状態になっているだろう。
ラベル:Windows XP sp4 WSUS
posted by Marimó Castellanouveau-Tabasco at 10:04| PC関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月29日

第2部首を使った漢字変換用システム辞書ファイル6&自称実用全苗字システム辞書

 予告したアップロードの件です。

 先ずは第二部首変換用辞書。

第二部首変換用システム辞書(IME 15、MS-IME 2012、Windows 8以降)


第二部首変換用システム辞書(IME 14、MS-IME 2010、Windows 7)


 なお、IME14用のシステム辞書ファイルをWindows 2000に標準搭載されているMS-IME 2000(IME 7)で試したところ、認識されませでんした。Windows XPに搭載されていたIMEに関してはまた今度試してみたいと思います。Windows VistaやMS-IME 2007は持っていないので試せませんが、MS-IME 2010は確かWindows XPでも載せられたように思うので、Windows Vistaの方はIME 2010を導入すれば使えます。

 同じく前回予告としてちらりと書いたシステム辞書です。

自称実用全苗字 (IME 15、MS-IME 2012、Windows 8以降)


自称実用全苗字 (IME 14、MS-IME 2010、Windows 7)


 苗字に関しては、最近のクラウドを活用したIMEですとマイクロソフト社製でもグーグル社製のものでもかなり網羅されていますが、それでもたまに出て来ないものがあります。この変換辞書は一応、現在使われている苗字に関してはほぼ網羅している……ようです。私も確認したわけじゃないのでよく分かりませんが。

 きっかけはお盆にたまたま何かの苗字の読み方を確認する際、「苗字を沢山集めたサイトがあったけど名前なんだっけ?」と忘れてしまっていたのでグーグルで漠然と検索したら、目的のものはすぐに見つかったのですが、それとは別に目に入ったサイトがあり、用が済んだあとにのぞいてみたことにあります。

実在苗字(名字)の五十音順通覧


 このサイトでは、日本の苗字が30万種もあるというのは疑わしく、実在が確認されていないものをひっくるめたり、大まかな計算によるものだとし、電話帳で調べた限りは10万ほど、旧字や異体字など表記の違いを含めても15万以下じゃないのか?と推測しています。そして電話帳で調べたものをすべて掲載しています。

 多くの人にとって、苗字を網羅した書物やサイトは学問的な探求ではなく単純な興味か実用上の読み方・書き方の確認に使う程度でしょうから、正直10万だろうが30万だろうが、実在していようがいまいがどちらでもいいのではないでしょうか?(笑) 少なくとも実用分が包含されていれば、あとはオマケみたいなものですし、本や一覧表でちまちま探すのなら無駄なものは省かれた方が手間は減りますが、検索サイトや検索用のプログラムで探す場合はそれほど手間でもないですから。

 このサイトの問題提起は、個人的には大筋では間違っていると思いませんが、私が注目したのはそういった情報処理の議論ではなく、一覧がテキストで書かれているという点でした。つまりは訪問者にとってデータの扱いが楽ということです。いくつかのページに分割されていますが、複写して一箇所に集めれば、筆者の主張する電話帳を網羅した苗字全覧が出来上がります。あとは書式を整えてやればそのまま単語登録できます。電話帳を参照したというので主に戦後のものでしょうから、現在使われている苗字はもうこれで全て用が済みます。新たに単語登録する必要も無いですし、「こんな苗字本当にあるのだろうか?」「こういう読み方の苗字の表記はいくつあるのだろうか?」といった素朴な疑問も、ネットや本やTV番組に頼らず手元で簡単に確認できます。漏れているのは主に帰化した人や、特殊な事情で苗字を変更した人程度でしょう。

 そんなわけで、早速データを拾い集めて統合してみました。すでに地名や人名などは独自に単語登録ファイルを作成しているので、最終的にはそこへ吸収させる予定でしたが、その前に掲載分だけをシステム辞書にしてアップロードしたら、他の人にも役に立つかなと思い、今回のようになりました。

 単純に全てを足した分では13万近くあります。ちなみに日本の住所地も郵便局が公表しているものから取ってきて単語登録ファイルにしてるんですが、14万ほどでした。漢字は第二部首変換用ファイル掲載で7万ほどですが、まだまだパソコン上で扱えない漢字は多いですし、異体字のバリエーションもあるので、やはり15万~20万くらいはあるんじゃないかと予想してます。似た様な規模なのが面白いところですが、まぁ、たまたまでしょう。

 その漢字の件ですが、上記サイトではパソコン上で扱えない漢字や、扱いに注意を要する機種依存文字などは全て画像ファイルで表示しています。これでは単語登録できないので、全てテキストに替えました。半分はユニコードで対応できますし、半分は分解表記で対応します。第二部首変換用システム辞書と同じ要領です。更に、一覧表は旧字表記との対応が完璧ではないので、いくらか追記をしています。但し、全部には行っていません。これからのんびりちょっとずつ補完していこうかと思います。基本的に私が自分で利用する為の便で、公開は副次的なものだと考えて下さい。個人的には便利に使ってるので、他の人も使いたければどうぞというおすそ分け程度のもので、注目されたり褒められたいといった所謂承認欲求みたいなものは微塵も無いです(笑) 他にも色々作ってあるんですが、個人利用に最適化しており、他人には不向きなものばかりなので公開予定は今のところ無いです。第二部首の概念もかなり個人利用特化ではありますが、もっと酷いのが一杯あります(笑)

 今回、画像をテキストに変換する際、第二部首変換用ファイルを主に使いました。その過程で、間違っている箇所や変更すべき点、追加をする文字などが複数発見され、結果第二部首変換用ファイルの更新にも繋がったわけです。

 なお、IVS (Ideographic Variation Sequence、異体字シーケンス)をご存じない方は注意してください。簡単に言ってしまえば、半角4文字で1つの文字を表す方式で、これによって例えば草冠が「艹」なのか「艹」なのか「䒑」なのかを区別することができます。但し、フォントやアプリによって使える場合と使えない場合があります。しかるべきフォントを入れて設定さえすればFirefoxや秀丸では大部分表示できますが、電子メールやエクセル2010では対応していません。2016年版のMSオフィスでどうなっているのかは知りませんが、徐々に対応範囲は広がっていくのではないかと思います。フォントに関しては日本の公的機関で公開していたので「IVS フォント」とでも検索したら恐らく出て来るのではないかと思います。

 グーグルに「IVS フォント」と入れると最初にでますね。

IVD/IVSとは | 文字情報基盤整備事業


ゴチャゴチャ鬱陶しい説明で結局何が言いたいのかよく分からん、フォントはどこよ?って人には直リンをどうぞ(笑)

IPAmj明朝ver.004.01


ただし、説明に同意したことになるのでご注意を。特に困ることはないと思いますが。


 それから、第二部首変換用ファイルは追加のあとチェックを入れても変換時に入力する言葉が特殊なので邪魔にはなりませんが、自称実用全苗字ファイルは追加したあと、チェックは入れない方が、普段使わないような苗字が沢山出て来て邪魔になるのを防げるかと思います。「わんさかでてきた」と書いて変換したら「椀坂出て来た」になったり、「悪だくみ」と変換しようと思ったら「和留田組」になったなんてことになりかねません。ハザマさんは45パターンくらいあります。

 チェックの有無以外の導入の仕方は第二部首変換用ファイルと同じですので、

第2部首を使った漢字変換用システム辞書ファイル



を參照して下さい。チェックの話は「⑪□をクリックしてチェックを入れる」です。

posted by Marimó Castellanouveau-Tabasco at 10:44| PC関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月26日

爪切鋏

 3日ほど前に爪切が壊れた。

2000170826a1.jpg

 爪を切っている最中に支点となる留具が折れ、一部がどこかへ飛んで行ったが、残骸はまだ未発見。残されたのが上図の下2つ。10年ほど前に爪切が壊れて買った物。それまでは昔から家に何本かある爪切を漠然と使っていただけだったので、「爪切を買う」という行為は生まれて初めてだった。なのでちょっと冒険して上図のようなデザインの物を選んでみた。それ以前によく使っていたのは上図の一番上にあるものと同型で、色が群青色だっただけ。旅館か何かの名前が入っていたので貰い物かも知れない。他に赤いのもあるし、過去我が家で見た爪切は何故か全て同型だった。昔はこれしか売られていなかったのだろうか?と思えるくらい。

 過去、爪切破損の場面に𝟑回出くわしており、原因は全て同じ、支点部分。うち𝟐回は今話題にした2本。その前は上図の白い物より更に小型で、キーチェーンが付いた旅行用の携帯爪切だった。内部に缶切りまで収納されていたが、使ったことは一度もない。旅行に持っていった記憶もない。しかし長期旅行や避難の際に持っていくと役立つというか、無いと意外と困る物としてハサミと爪切を挙げる人もいるので、携帯用という発想は正しいのだろう。そろそろ防災の日も近いので、避難グッズの見直しとしてハサミと爪切のことも考えておこうとは思う。しかし旅行であれ避難であれ、荷物は軽いに越した事は無いので、金属製にしても上図の定番のものよりは軽めの物を選んだほうが良いとは思う。今回壊れた爪切も金属製だが、定番のものよりは軽かった。

 また、今回壊れた爪切は白いプラスチック製の外装もついており、宣伝文句としては刃が覆われていて子供でも危なくないというものだったが、実際に使ってみると、衝撃吸収効果があると感じた。爪切を使っていると、切った爪の切れ端が遠くに飛んで行くことがあるが、この柔らかめのプラ製外装をつけていると、それが起こりにくい。おそらく切ったときに生じる衝撃を和らげているんじゃないかと思う。購入当初は外装をつけて爪を切っていたが、今までと見た目が違って切る場所を見定めにくく感じたので、そのうち切るときは外装を少しずらして刃の部分を露出させて切るようになった。すると切れ端がよく飛ぶようになり、ひょっとして外装をつけていた方が飛びにくいんじゃないかと改めて刃を覆った状態で切ってみると、飛びにくいと確認できた。なので今度新しい爪切を買う際は同じような物を買おうかとも思うが、今時爪切くらい百均で手に入るだろうとも思ってしまうし、長く使う物だから数百円くらいのものでも便利な方が良いだろうとも思えるし、今時は高価なものを買ってもすぐ壊れるからなぁとも思う(笑)

 主観だが、21世紀に入ってから買った物の方が、20世紀に買ったものよりよく壊れるという印象がある。勿論、20世紀に買ってすぐ壊れた物は𝟐𝟏世紀へ持ち越していないのだから、単に忘れてしまっているだけで、残った物だけが目立って見えるというのはあるかも知れない。しかし、家電のようにいつ頃買ったのか明確に覚えており、買った数が少ない物で考えるとけっこうはっきりした傾向にはある。製品がその分複雑になっているからとも言われるが、本当にそれだけなのかよく分からない。数年前、保証期間内の無償修理でパソコンの回収に来た運送屋さんは、最近購入直後の不良品回収依頼が増えていると漏らしていた。ユーザーがうるさくなったということもあるだろうが、私みたいにとりあえず自分で原因を探る・できれば自分で直すという傾向の人間でも工場行きにせざるを得ないことは増えた。

 ちなみに最初の写真の爪切、壊れていない方は𝟐𝟎世紀に入手された物で、私もいつから家にあるのか知らないくらい古いものだったりする。まぁ、パソコンを毎日使うことはあっても、爪切を毎日使うことはないんだが(笑)

 最後に予告になるが、第二部首変換用ファイル、最近けっこうな量の修正をする機会があったので近々アップロードする予定。すでにIME15用のファイルは作成が完了している。IME14用はWindows 7を再インストールしないといけないので少し時間がかかる。前回、アップデート版を新規にインストールしたので認証が得られず、作業が終わったあとに消してしまった。そんなに頻繁に更󠄁新を行うとは思っていなかったので。今回は認証も取って次に使う機会まで置いておこうと思うが、私が持っているのはアップデート版ばかりなので多分 Windows NT→NT SP4→NT SP6a→2000→2000 SP4→XP→XP SP3→7 SP1みたいな生命の発生ばりの進化の旅の再現をしないといけないことになる(笑)

 なお、この手の特殊な辞書ファイルは普段ほとんど使わないが、使う時は集中して使うので、更新のタイミングが不規則になる。昨年は月に1回修正があるか否か程度で、今年に入ってからは半年ほど何もしていなかった。それがネットにアップロードする頃から修正が増えて、最近また別用途で利用頻度が高くなる事情があり、修正の機会が激増している。変換ファイル大量使用の原因となったデータに関しても整い次第、アップロードしようかと思っている。多分、第二部首変換用ファイルよりも汎用性はあるので。

 それから、このブログを書く時はアドリブで書いてるのでよそのサイトや資料を参照することはほとんどないが、一方で利用する時は非常に参考になっているのが、ネット上の様々な購入レポートや利用経験を綴ったブログ、解説サイト。なので恩返しの意味も含めてあまり掲載事例の無い道具の購入・使用レポートも数点書こうかと思っている。誰かの役には立つかも知れない。

 あとは二週間ほど前に書いてまだアップロードしてないものが1つあるのでそれも最後の詰めだけやって早々に出そうと思っているし、以前「次回」と書いてそのままになっているのが3つほどあったかと思うので、それもやろうとは思っている。どの話も書き始める段階で頭の中にはもう思考が出来上がっているので文字にするだけなのだが、意外とこれが面倒臭い(笑)
ラベル:爪切り 道具
posted by Marimó Castellanouveau-Tabasco at 06:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする